恐怖! 知らないじゃすまないインフルエンザが怖すぎるわけ

インフルエンザとは平成28年度今冬のインフルエンザ総合対策によると日本では毎年12月頃から翌年の3月頃まで流行している感染症の1つです。

また厚生労働省:新型インフルエンザに関するQ&Aから例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いるといわれています。

国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214(2001年)~1818(2005年)人です。

また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されているのです。

日本武道館が14,471席(仮設席を含む)なので約1万人というと日本武道館がある程度埋まる数の人が日本ではなくなっていることになりますね。

毎年流行しているからと気を抜いてしまうのは自殺行為です。

そこで改めて「重症化しないために今から考えるインフルエンザとの付き合い方」を考えていきましょう。

インフルエンザにも種類がある?

インフルエンザなんてどれも同じじゃないのと考えているあなた! 実は種類があるってご存知ですか?

特徴別にまとめると

  • A型

3つの中で最も数が多く、ヒト以外にもトリ・ブタ・ウマにも感染することが分かっている。

有名な鳥インフルエンザもA型です。

  • B型

ヒトにのみ感染する。近年は2年に1回のペースで流行する傾向がある。一般的にA型より症状が軽いと言われている。

だが脳症など合併症を起こすことがあるので注意が必要です。

  • C型

あまり聞いたことがないですがこれはA型やB型と比べて感染力が弱く、流行しにくいためです。

小さい子どもが感染することがあるが、大人が感染しても風邪程度の症状しかでないのが特徴です。

同じインフルエンザに見えますがA型のインフルエンザにかかってもB型の免疫がついていないため2回インフルエンザにかかるのにはこういった理由があるからです。

潜伏期間や症状は?

インフルエンザは国立感染症研究所によると感染を受けてから1~3日ほどの潜伏期の後にインフルエンザの症状が現れ、約1週間の経過で軽快するのが典型的なインフルエンザでいわゆる風邪に比べて「全身症状」が強いです。

インフルエンザの特徴的な症状

①38℃以上の急な発熱

②関節痛や筋肉痛、倦怠感などの全身症状

③鼻水、せき、のどの痛み

以上の3つです。

また38℃以上の熱がなくてもインフルエンザの場合があり、子どもは熱性けいれんを起こすことがあるので注意が必要です。

小さな子どもがけいれんすると大人でもどうしたらいいか分からず混乱してしまうので上記の症状が現れたらすぐに病院に行くのをおすすめします。

病院での診断方法は?

一般的な病院では「迅速診断法」という近年開発された検査方法します。

鼻の奥やのどから小さな検査器具で拭って液を採取し、そこにインフルエンザがいるかチェックします。

時間は15分ほどで判定できるので早く診断できるのが特徴です。

インフルエンザと診断された場合

  • オセルタミビルリン酸塩(タミフル)
  • ザナミビル水和物(リレンザ)
  • アマンタジン塩酸塩(シンメトレル)
  • ぺラミビル水和物(ラピアクタ)
  • ラニナミビルオタクタン酸エステル水和物(イナビル)

以上5種類の薬のどれかを処方されます。

年齢や体重、かかって何日目かなどによって処方される薬はちがうので上記の症状と当てはまるようなら早めに病院に行ってください。

また自己判断で薬を途中でやめず、処方された薬は必ず飲み切るようにしましょう。

なぜなら症状がなくなっても体にウィルスが残っていることがあるからです。

症状を軽くするにはどうすればいいの?

インフルエンザの予防接種をすることによって「かかりにくくなる」「症状が軽くなる」などメリットがあります。

保育園や学校など集団生活をする場合、どうしても感染してしまうことがあるので予防接種をすると安心です。

ただし予防接種をしてもすぐに効果があらわれるのではなく、抗体ができるまでに1~3週間程度の時間が必要ですので流行するピークを考えると11月上旬までに接種しましょう。